1.おさ定規 |
竹ひごをたばね、両側から押えてとめています。竹ひごの部分は可動式で、これを丸太の断面などの曲線に沿わせてその形状を写し取り、さらに他の面に移しかえるのに使用します(写真参照)。 |
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2.口引き |
おさ定規で写した面の精度をさらに高めるために使用する。加工した部材を組み合わせ、基準の面に口引きの支点となる側を沿わせて移動すると、加工面にそれと平行な曲線が引けます(写真参照)。加工面をその線に合わせて微調整することを何度か繰り返し、仕上げの精度を高めていきます。
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3.型板 |
神社建築の屋根の勾配など、その時その時の仕事に便利なように、大工が自分用に作った定規です。 |
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