展覧会概要 |
スギやヒノキで柱を立て、ススキやヨシで屋根を葺き、イグサを編んだ畳の上で暮らす。日本では、昔から身近な植物とともに住まいを築き、自然の恵みを生かしてきました。本展では、日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解きます。さらに、それらが循環する社会の中でどのような役割を果たしてきたのか、その知恵と工夫をご紹介します。取り上げる技の多くは2020年の登録より5年目を迎えた、ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」。自然が育んだいのちを、人間の知恵によって繰り返し生かし続けていく―。そんな、丁寧で温かなものづくりの世界をどうぞお楽しみください。
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関連イベント |
■講演会「山と人をつなぐ仕事──原皮師が語る、檜皮採取の世界」
■講演会「茅葺き職人と語る 里山と暮らしの循環」
■体験・実演「檜皮を葺いてみよう」
■実演「畳のつくり方を見てみよう」
■体験・実演「茅を葺いてみよう」
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関連イベント 申込方法 |
イベントページ、または往復ハガキ(抽選イベントのみ)でお申込みください。
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※詳細は決まり次第、順次更新します。 |