展覧会概要

スギやヒノキで柱を立て、ススキやヨシで屋根を葺き、イグサを編んだ畳の上で暮らす。日本では、昔から身近な植物とともに住まいを築き、自然の恵みを生かしてきました。本展では、日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解きます。さらに、それらが循環する社会の中でどのような役割を果たしてきたのか、その知恵と工夫をご紹介します。取り上げる技の多くは2020年の登録より5年目を迎えた、ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」。自然が育んだいのちを、人間の知恵によって繰り返し生かし続けていく―。そんな、丁寧で温かなものづくりの世界をどうぞお楽しみください。

展覧会名
植物✕匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと
2025年10月11日(土)~12月14日(日)
竹中大工道具館1Fホール
開催時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館
月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館
一般700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
竹中大工道具館、伝統建築工匠の会
令和7年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
関連イベント

■講演会「山と人をつなぐ仕事──原皮師が語る、檜皮採取の世界」
数少ない現役の原皮師をお招きし、檜皮採取の技術や、山との向き合い方、自然とともに働く知恵についてお話しいただきます。
※【「○○×匠」講演会シリーズ ―ユネスコ無形文化遺産 伝統建築工匠の技より】の一つ、「檜皮採取×匠」です。

日時
2025年7月20日(日)13:30~15:00(13:00開場)
講演会講師
大野浩二(選定保存技術保持者(檜皮採取))
会場
竹中大工道具館地下1階多目的ホール
参加費
無料(別途入館料が必要)
定員
先着 80名 ※WEBからの事前申込制
英語通訳
ご希望の方は6/30(月)までに予約ページにて✓(チェック)をご入力ください。

■講演会「茅葺き職人と語る 里山と暮らしの循環」
詳細は決まり次第、更新いたします。

日時
2025年9月21日(日)13:30~15:30(13:00開場)
聞き手
安藤邦廣(筑波大学名誉教授・工学博士)
講演会講師
駒宏樹(茅葺き職人)、大野沙織(滋賀県茅葺き職人)
会場
竹中大工道具館地下1階多目的ホール
参加費
無料(別途入館料が必要)
定員
80名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)

■体験・実演「檜皮を葺いてみよう」
詳細は決まり次第、更新いたします。

日時
2025年10月25日(土)、26日(日)
①10:00~12:00 ②14:00~16:00
講師
全国社寺等屋根工事技術保存会
会場
竹中大工道具館特設会場
定員
適宜(申込不要・随時受付)

■実演「畳のつくり方を見てみよう」
詳細は決まり次第、更新いたします。

日時
2025年11月8日(土)、9日(日)
①10:00~12:00 ②14:00~16:00
講師
文化財畳技術保存会
会場
竹中大工道具館特設会場
定員
適宜(申込不要・随時受付)

■体験・実演「茅を葺いてみよう」
詳細は決まり次第、更新いたします。

日時
2025年11月15日(土)、16日(日)
①10:00~12:00 ②14:00~16:00
講師
日本茅葺き文化協会
会場
竹中大工道具館特設会場
定員
適宜(申込不要・随時受付)

関連イベント

申込方法

イベントページ、または往復ハガキ(抽選イベントのみ)でお申込みください。

イベントページ
  • 講演会「山と人をつなぐ仕事──原皮師が語る、檜皮採取の世界」(先着順)こちら
  • 講演会「茅葺き職人と語る 里山と暮らしの循環」
  • 体験・実演「檜皮を葺いてみよう」
  • 実演「畳のつくり方を見てみよう」
  • 体験・実演「茅を葺いてみよう」
往復ハガキ

*ハガキ1枚につき1名様まで

[往信用裏面]

①イベント名 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手

[返信用表面]

宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。

裏面は未記入のこと。

[申 込 先]

〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係

  ※詳細は決まり次第、順次更新します。