千年以上にわたり、日本の伝統建築を支えてきた「檜皮葺(ひわだぶき)」。その屋根材となる檜皮(ひわだ)を、木を傷めず丁寧に採取する専門職を「原皮師(もとかわし)」と呼びます。
この講演会では、数少ない現役の原皮師をお招きし、檜皮採取の技術や、山との向き合い方、自然とともに働く知恵についてお話しいただきます。
檜皮は、採取後も木が生き続けるように注意深く扱われ、自然への配慮が求められる素材です。原皮師の仕事を通して見えてくる、森と共に生きるための知恵や、技を受け継ぐことの大切さを、ぜひこの機会に感じてみてください。
*本講演会は竹中大工道具館企画展「植物×匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと」展の関連イベントです。(展覧会公式サイトは準備中)
*本講演会は【「○○×匠」講演会シリーズ ―ユネスコ無形文化遺産 伝統建築工匠の技より】の一つ、「檜皮採取×匠」です。
- 日時
- 2025年7月20日(日) 13:30~15:00(13:00開場)
- 講演会講師
- 大野浩二(選定保存技術保持者(檜皮採取))
*講師プロフィールは下部記載。 - 場所
- 竹中大工道具館1F多目的ホール
- 参加費
- 無料(別途入館料が必要)
- 定員
- 先着 80名
- 英語通訳
- ご希望の方は6/30(月)までに予約ページにて✓(チェック)をご入力ください。
- 申込締切
- 先着順のため、定員になり次第、終了となります。
キャンセルが出た場合、予約専用サイトが再度、申込み可能な状態になります。 - 申込方法
- 下記申込みボタンから
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プロフィール

昭和40年(1965)兵庫県丹波市生まれ。県立篠山産業高校を卒業後、2代続く原皮師の家業を継ぐ。平成26年(2014)文化庁の選定保存技術保持者に認定。檜皮葺きを守るため後継者を育てる研修も積極的に行っている。
令和7年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
*1)
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