概要
15年以上かけて育てた木から、わずか牛乳瓶1本分しか採取されないという貴重な「浄法寺漆」(岩手県二戸市産)を使用して自分だけのお椀をつくります。シンプルで堅牢な「暮らしの器」である浄法寺塗は、使うごとに艶を増し、修理や塗り直しをしながら世代を超えて使い続けられる漆器です。
*本ワークショップは、ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」登録記念特別企画「日光の彩色と金工 社寺建築の美しさの謎を解く」展の関連イベントです。
「漆かぶれ」について
漆はアレルギーによりかぶれることがあります。体質によって直接触れていない場合でもかゆみなど症状が現れることがあります。医療保障などは負いかねますので、ご自身の体質を考慮しご検討ください。
<漆かぶれ及び汚れの対策(服装、保護具等)>
漆かぶれの感度は人それぞれですが、対策としての参加要件ならびに推奨事項は次の通りです。
参加要件:長袖、長ズボン/長スカート、マスク(普通の不織布マスク)の着用
推奨事項:エプロン、腕抜き(アームカバー)、手袋(使い捨てのポリ手袋を二重履き)、露出部分(首筋、顔面等)はクリーム(ニベアなど)を塗る
- 内容
- ①漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
②小ぶりなお椀の内側に浄法寺漆を使って仕上げ塗りを行います(椀外側は事前に仕上がっている状態から)。
※完成品は後日参加者へお届けします。(漆硬化時間を考慮し、約1.5カ月後発送) - 日時
- 2025年11月22日(土)、11月23日(日・祝)
①10:30~12:00、②13:30~15:00 - 講師
- 滴生舎
- 場所
- 東京国立博物館 平成館1階 ラウンジ
- 参加費
- 24,000円(お椀代・完成後の送料を含む、別途当日の入館料が必要)
- 定員
- 各回とも高校生以上 先着5名(事前申込制)
- 持ち物
- 完成品の持ち帰り袋
軽作業のできる服装、スニーカー等でお越しください - 申込締切
- 先着順のため、定員になり次第、終了となります。
キャンセルが出た場合、予約専用サイトが再度、申込み可能な状態になります。 - 申込方法
- 下記申込みボタンから お申込みください。
■予約専用サイト(外部サイトにリンクしています*1)
★予約ページ下部のカレンダーより日程をお選びいただき、申込を進めてください。
- 補助
- 令和7年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
- キャンセル
について
(PDF) - 当選通知を受け取り後、開催日の3日前以降にキャンセルをされた場合は、キャンセル料として参加費全額を申し受けます。
なお、ワークショップの材料のみのお渡しは一切しておりません。ご了承ください。
*締切日以降5~10日程で受講可の応募者には当選通知(メールまたはハガキ)が届きます。
- *1)
- ・予約システム「RESERVA(レゼルバ)」(運営:株式会社コントロールテクノロジー)での予約になります。
・株式会社コントロールテクノロジーのプライバシーポリシーもご確認ください。⇒こちら