概要

文化財保護法の第3条には、文化財の保存理由と政府・地方公共団体の責務が謳われています。こうした保存を現実のものとするためには、建造物や技術そのものだけでなく、それらに必要な材木を供給してくれる森の存在が欠かせません。200年、300年という長い時間をかけて大径木を育てる森林が、これからもその役割を果たし続けてくれるのかどうかについて、いくつかの修理例を通して感じたことをご紹介します。
*本講演会は【「○○×匠」講演会シリーズ ―ユネスコ無形文化遺産 伝統建築工匠の技より】の一つ、「建造物木工×匠」です。

 

厳島神社大鳥居保存修理工事
古道具
弘誓院八角観音堂新築工事
松阪原木市にて(ヒノキの買い付け)
日時
2025年12月21日(日) 13:30~15:00(13:00開場)
講演会講師
鳥羽瀬 公二(堂宮大工棟梁・日本伝統建築技術保存会会長)
*講演会講師プロフィールは下部記載。
場所
竹中大工道具館1F多目的ホール
参加費
無料(別途入館料が必要)
定員
先着 80名
申込締切
先着順のため、定員になり次第、終了となります。
キャンセルが出た場合、予約専用サイトが再度、申込み可能な状態になります。
申込方法
下記申込みボタンから
■予約専用サイト(外部サイトにリンクしています*1
★予約ページ下部のカレンダーより日程をお選びいただき、申込を進めてください。
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鳥羽瀬 公二(とばせ こうじ)
1956年鹿児島県生まれ。16歳で大工となり、20歳で宮大工を志して奈良へ。東大寺大仏殿をはじめ、法隆寺、嚴島神社などの修理工事に参加。1993年に鳥羽瀬社寺建築を設立。現在、日本伝統建築技術保存会会長を務める。
補助

令和7年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)

 

 

*1)
・予約システム「RESERVA(レゼルバ)」(運営:株式会社コントロールテクノロジー)での予約になります。
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