日本の大工道具の中で、職人は「鉋」に繊細な技を盛り込んでいます。
この技を一言でいえば「鉋でいかに木を薄く削るか」ということです。
鉋屑の厚さを数ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)に削り出すには、鉋刃の仕込み、 鉋台の調整、鉋刃の研ぎ出し、選りすぐった砥石、そしてこれらを統合する人の 技が調和してはじめて可能になります。
「薄く削れる」ことが木材の表面を「きれいに仕上げる」ことにつながります。
杉、桧といった比較的軟らかな木材を多用した日本の建築と、自然の木肌を好んだ 日本人の感性が生み出した技ともいえます。
しかし、この技も活用される機会が少なくなっています。
「削ろう会」は、この技に情熱を燃やす大工さん、趣味の人、この技に関心をもつ学校の先生、若い職人さんが集まって、木を削るという実践を通して、教え、学びあい、楽しみながら技を伝えようとする会です。
1997年3月に誕生しました。

削ろう会事務局

〒463-0048 名古屋市守山区小幡南1-1-16-503
電話 080-1628-7813/FAX 052-308-3059
E-mail : office@kezuroukai.jp